毛猛●末沢川こったが沢

 2023年5月21日(日)

メンバー 小松丈輔、松尾文子、猪俣恵美子、堤弘美

雪渓の残る季節、440mの二俣にて右岸の尾根に上がるか下降かを決める予定にて入渓しました。雪渓は7~8ヶ所くらい出てきたでしょうか、一ヶ所はくぐり、他は上を通過しました。入渓して間もなくは気温も低く、雪渓から下ってくる冷気と雪煙(?)に驚かされました。どうりで水が冷たい訳だと納得。これが昼近くなると気温・水温一気に上がり、水の冷たさも感じなくなりました。雪渓通過の緊張感は増しましたが…。さながら「へつりと雪渓の道場」みたいな渓、カエル達の結婚式、雪の上でひなたぼっこする蛇、周囲には山の恵みが溢れ、初めて行った「こったが沢」は、只今活動中といった感じでした。冬は雪で覆われ静まり返っているのでしょうね。

ところで、色とりどりの石の穏やかな流れの真ん中を歩いて行くのは気持ちがよいものですが、下降の時には遡行とちょっと違って不思議な癒し感を覚えます。周りの流れが自分をゆったり押して行ってくれているような…。これは「ゆらぎ効果」というやつでしょうか?遡行と下降の感覚の違い、いつかどこかで分かるかな? (記.松尾文子)

〔記録/photo リンク〕https://yamap.com/activities/24408071