二口山塊●名取川大行沢(樋ノ沢避難小屋まで)

2023年6月11日(日)
メンバー 小松丈輔、塩沢亮太

台風が近づいて梅雨前線が北上するらしく、今回の仙台遠征どうしようかなーと迷いに迷いましたが、どうせ水に浸かるし、午前中いっぱいならギリ沢登りの許容範囲内と見切って行くことにしました。
行って良かった大行沢!
ゴルジュを堪能し、巨岩パズルを解き遡り、滝を登り、高巻いて藪を漕ぎ、そして天国へ続くナメに至る…素敵な素敵な遡行でした。

大行沢はロマンチックな印象の沢なんですよね。
2009年のさわね集中山行…樋ノ沢避難小屋の前で焚火を囲んだ時に見た月を思い出しました。それは三日月で、まるで夜空が微笑んでいるように見えたんです。
さわねのMさんは2011年(東日本大震災の年)に訪れた際、「月夜の渓流に岩魚が跳ねてるのを初めて見ました。幻想的で忘れられないです。」と言っておられました。
そして今回、男2人で遡行した訳ですが、「素敵な女性に同時に惹かれてしまったふたり」…みたいな感じだったです。(僕だけかもしれないが)

仙台は政令指定都市ですよね。中心部からクルマで30-40分走ればこんな素晴らしい沢があるなんて、羨ましい限りです。(記.小松丈輔)

〔記録/photo リンク〕https://yamap.com/activities/24843865